ざっくりいっちゃうけどさ①
こんにちは
熱狂的なマヨラー、やのはるです☺︎
何億年前の話をするんやと思うかもしれませんが、言い訳は後でかくとして
今日は私達が3ヶ月ほどかけてやってきたミズノさんとの活動についてお話ししようと思います
前回のブログでもちらっと言いましたが
ざっくり言うと観察からさまざまなことを分析し、お店がさらに良くなるような提案をするといった活動です。
私達はスイム&フィットネスショップを担当させていただきました
いやこれはだいぶね、だいぶざっくりったけど、めちゃめちゃざっくりったけん簡単に見えるかもしれんがもう。。。
もうほんとーーーーーに難しかった!!
まぁ詳しくは後々書くとして
まずどうやって提案策までに至ったか説明しますね
今回は
・上位下位関係分析
・ペルソナ作り
・KA法
3つを用いて顧客のニーズや不足しているものを分析していきました。
いやいやさらっと言われても分からんがな
と思ったそこのあなた
上位下位関係分析についてはこの前のブログで私がまた長々と話しているのでみてみてください
ペルソナとは上位下位関係分析のユーザー情報から性格など細かい面まで分析して作ったリアルな架空のユーザーです。
ペルソナとかかっこつけとるけどつまりは人です。
お店によく来る似た客層をぎゅっとまとめて1人にした感じ。ざっくり言うと。
だからもし、できたペルソナに合わせた改善策を見つけられたら
ぎゅっとまとめられた側の似た客層みーんなのニーズも満たせることになるやん?…ってむずいよね。まぁけっこうざっくり言ってる
ペルソナはそのお店の顧客を分類化した時の代表者って感じなのよね
例えばこんな感じ
そんでKA法とは
ユーザーの行動や事象を元に、潜んでいる価値を見つけ出すことです
こんな感じ
それでね、
KA法で見出した価値 と 顧客の代表者であるペルソナ を照らし合わせて
どの価値がそのペルソナにとって、まだ満たされてないか分かるようにしたんです
お店にある価値を、もっとペルソナのニーズを満たせるものにできたら最高やん?というわけです
え、まって
わかる?私の説明で大丈夫??!
まぁでも分析内容についてはふ〜んぐらいでいいです笑
はい!そうして私達はさんざん悩んだ上位下位関係分析から3人のペルソナを作ったのであります
ご紹介しましょう
ジムで水中ウォーキングをする高齢の方が多いことから
おばちゃん!
日本の品質の良い物を爆買する外国人観光客が多いことから
韓国人転売屋!
そして
学生層もあったので水泳部に所属する
高校生!
計3人をペルソナとしました
そのペルソナとKA法を照らし合わせた結果、この3つの価値に着目することにしました
この✖️はお店にせっかくある価値なのにうまくユーザーにはまってないという意味です
だからこの✖️を○に、○を◎にすることができればお店がより良くなるというわけ
まず改善しようとしたのが
お気に入りのものを長く使える価値
このお店では販売だけでなく修理もできるので自分が一緒に頑張ってきた愛着のある水着などを修理に出して長く使ってもらうことができる価値を持っています
でもその価値がなぜ✖️になっているかというと、修理もできるという事実をほとんどの人が知らないからです。
修理のことだけじゃなくブレスサーモなどお店には良い商品や強みがたくさんあるのにあまり知られてないんです。
これはもったいない!
せっかく持っているものでも埋まってるなら、それはないのと一緒です
だからお客様にもこの情報を伝えたい!!
私達はそう考えました。
どうやったらふらっと立ち寄った人でも情報をキャッチできるか、、
そこで手書きPOPを作るという改善策をたてました。
目を惹くPOPをおけばその情報を自然とユーザーに届けられます
そして完成したのがこれ
わーい1個目の改善案できた〜〜!
とうきうきして先生にみてもらった私達でありますが、、、
これは誰に向けて作ってるの?
ペルソナと価値を照らし合わせてでた課題を消すための案なんでしょ??
と言われて
みごとに撃沈。
たしかに。たしかにすぎる。
改善案、改善案と考えるばかりにせっかく分析してきたペルソナを全く無視したものになっていた、、、
正直、POPをつくろう!なんて誰にでも思いつくし、わざわざ上位下位関係分析やペルソナをつくらなくたってできることや
考えれば考えるほどその内に本質を見失う
今回の活動を通してこれをすごく痛感しました
あれ?なんでこの案でてるんだっけ?
なんで今これを考えてるんだっけ??
っていう場面が何度もあって、、、
ゴールを目指しすぎて1番大事な芯の部分がすーぐぶれぶれになっちゃう
もっと斬新なものを とかっこつけたがってせっかく辿ってきた経過の道からすーぐはずれようとしちゃう
大事なのは、どんなにシンプルでもいいからちゃんと分析したものから確信を得て考えていくことなのになぁーー
それを見抜いて毎回的確な助言をくれる先生にはほんとに頭があがらないし
こーいうのって考えれば考えるほど頭がこんがらがってくるのよ
なんか
一周回ってさ?とか
逆にさ?とか言い出してしまうのよ
いやぁほんとに頭おかしくなった
あ、もともとか
いやうるさいわ
そして頭を痛めながらも手直ししたPOPがこれ
じゃじゃん
ペルソナに向けたPOPって何かなって考え直してみたんです
水着専門店って水泳してない人からしたら自分には関係ないってそこでもうシャットアウトしちゃうじゃん?
でも!畑仕事とか通学っていう言葉をいれるだけで一気に身近に感じられるようになる
あ、私に言ってるんだって自分に向けられた情報として目につくようになるんです
いくらかわいいPOPでも自分が全く興味のない内容やったらみらんもんね、不思議と。人間って無意識にそーいうの分別しとるよね。頭いいわ。
それに
何かいい話が聞けると思っておじいちゃんとおばあちゃんに電話したところ…
やっぱり専門店だと本気で水泳をする人が行くイメージだしスタッフがすぐ話しかけてきて緊張しちゃうから大型店に行って買うな〜〜と言ってて、、、
POPってその堅苦しい雰囲気も取り除けるし、スタッフがわざわざ言わなくても商品の良い情報は届けられるっていう面でもすごくいいと思ったのです!
そしてそして二つ目は専門的な知識を得られる価値
についての改善案
専門店ならではの強みってやっぱ知識の多さだと思うんです!でもこれまたお客様に知識がうまく伝わっていないように感じて。
せっかく持ってる知識ひけらかしてやろうぜ!
ということで、、
コミュニティーの場をつくることを提案しました
ちゃんと根拠はあるのよ
私達は観察やインタビューを通して人の口コミの力の凄さを知りました
特に、客層の多くを占めるおばちゃん層は、情報のほとんどを口コミから仕入れ、オススメされて来たという方がたくさん
そこに着目して、口コミの種をまく場所をつくってはどうかと考えたのでありまする
実際に店員さんがジムや公民館、小学校に出向いて、健康についての講演会やメンテナンス講座をしたりだとかね
そうすることで、幅広い年齢の方に知識を伝えつつ、お店に関心をもってもらうことができます
それに、実際にそういう場を設けると自分の目や肌で直接感じることができるから感動体験が生まれやすく印象に残りやすい!!
あとねあとね
健康のためにジムに通うのはもちろんなんだけど、おばちゃん達にとってお話しするのが楽しかったり暇な毎日を充実したものにしてくれてるのがジムなんだって上位下位関係分析をした時にきづいたんです
ジムに行く理由
=健康になりたい<仲間と楽しい時間を過ごしたい が裏の欲求にかくれてるのかなって
だから設けたコミュニティーの場もそれと同じような感覚で立ち寄ってくれればいいなと。
そんでもってそこを発信源として口コミでもっともっと情報が広まる→それを聞きつけた新規の顧客も増える
という幸の循環ができてくれることが期待できゆ!
というたくさんの考えから提案しました
でもこれも最初はコミュニティーの場をつくる!だけどどーん!っていう感じで改善案としてだしてたんですけど
もっと誰がどこでって具体的に提案するという助言をもらってやっと最後まで完成しました
改善案を考えるのでいっぱいいっぱいで、できたらそこですぐゴールと思っちゃうのダメだったなぁ、、もっともっと自分達から探求していかなきゃ
そしてこの2つの提案によってお店に入りやすくなったりお店への信頼感も大きくなって
結果的に安心感を得られる価値もさらに改善されるのではないかと考えました!
ふぅ。。。
この2つ
この2つの提案。けっこうシンプルよね。うん
けっこう今ざっくりいっちゃってるよね。うん
でもこの2つがでるまでに
ど、れ、だ、け、時間がかかったことかあぁぁぁあああああああ、、!!!
ほんとにほんとにもうこれでもかというくらい脳みそ使いまくったしなんなら耳からみそでるかと思ったしなんかもう頭痛くなったし途中で泣きそうになったしハワイに行きたいと思った
考えて考えて考えまくってやっとたどり着いた改善案。
いよいよプレゼン本番でごわす。
このブログの内容難しかったし長かったしで読む側も疲れたやろうけど
次回、プレゼン発表、ででん!
ですので電車の中でインスタもツイッターも更新してもなんもでてこんくなって究極に暇になったらぜひ読んでやってーなぁ〜
どろん。